福祉業界とは?社会福祉士の仕事内容と国家試験について

このような人向けの記事です

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最初に社会福祉士という資格についてお話します。 社会福祉士を一言で説明すると、困りごとを抱えた人の相談に乗り、適切な支援に繋げる人です困りごとを抱えた人の相談に乗り、適切な支援に繋げる人です。

また、社会福祉士は国家資格であり名称独占資格です。名称独占資格とは「その資格を持っている人だけがその資格を名乗ることができる」資格のことです。

したがって医師や看護師、司法書士などと違い、業務は誰でも行うことができます。昔は社会福祉士ではない人が、社会福祉士と同じ仕事をしていることが多かったです。しかし近年では、社会福祉士を取得する人が増えています。

こんにちは!就活活動アドバイザーのamiです!( @nina22391 ) 

社会福祉士とは?

最初に社会福祉士という資格についてお話します。 社会福祉士を一言で説明すると、困りごとを抱えた人の相談に乗り、適切な支援に繋げる人です困りごとを抱えた人の相談に乗り、適切な支援に繋げる人です。

また、社会福祉士は国家資格であり名称独占資格です。名称独占資格とは「その資格を持っている人だけがその資格を名乗ることができる」資格のことです。

したがって医師や看護師、司法書士などと違い、業務は誰でも行うことができます。昔は社会福祉士ではない人が、社会福祉士と同じ仕事をしていることが多かったです。しかし近年では、社会福祉士を取得する人が増えています。

社会福祉士が活躍する場所

① 高齢者福祉

似たような言葉が多いですが、上記の施設は全て支援の目的が違います。それぞれの施設が何を目的としているのかを把握することが大切です。

常に利用者主体の質の高い介護サービスの提供を心がけ、地域に開かれた施設として、利用者のニーズにきめ細かく応える施設です。介護予防を含めた教育・啓発活動など幅広い活動を通じ、在宅ケア支援の拠点となる事を目指して、ご利用者・ご家族の皆様が、快適に自分らしい日常生活を送れるよう支援をしています。

要介護高齢者のための生活施設。入浴、排泄、食事等の介護その他日常生活の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行う。定員が29名以下のものは、地域密着型介護老人福祉施設(地域密着型特別養護老人ホーム)と呼ばれる。

児童や障害児(者)、高齢者の心身の状況や病状、その家族の病気、冠婚葬祭、出張等のため一時的に養育・介護をすることができない、または家族の精神的・身体的な負担の軽減等を図るために、短期間入所して日常生活全般の養育・介護を受けることができるサービスを受けられる施設のこと。 

デイサービスと呼ばれ、施設に入所せず昼間に日帰りで利用できる通所介護サービスを受けられる施設のこと。主に高齢者などの要介護者や障害者、児童に対するサービスを提供している。

高齢者、障害者、親と同居不可能な子供などの生活に困窮する人が、小人数で支援を受けながら一般住宅で生活する、社会的介護、養護の一形態である。地域社会に溶け込む生活が理想とされ、「集団生活型介護」とも称する。

② 障害者福祉

身体障害者、知的障害者、精神障害者に対して、さまざまな施設があります。ここで列挙すると多すぎてわかりづらくなるので、よく耳にする施設について紹介します。

それぞれの対象者によって必要とされる支援が違うため、多くの施設や相談支援センターがあることを覚えておきましょう。ちなみに、18歳未満の障害児については児童福祉に該当します。

③ 児童福祉

児童福祉分野で働く社会福祉士は、児童福祉司と呼ばれます。児童福祉司と社会福祉士は名前が違うだけで仕事内容は変わりません。ただ、名前が変わるということは取得しているものが違います。それは、後ほど紹介しますね。

他にもまだまだ社会福祉士が働く児童福祉分野の施設があります。こちらも多いので割愛します。似たような名前が多いですが、一つずつ対象年齢や支援の目的が違うということを覚えておきましょう。

④ その他

実は社会福祉士は高齢者・障害者・児童福祉施設以外に活躍する場所があります。

多すぎて、そろそろ混乱してきたのではないでしょうか。病院で働く社会福祉士は医療ソーシャルワーカー(MSW)と呼ばれます。都道府県庁で働く社会福祉士は福祉行政の変革を目指す人達です。市役所で働くと生活保護の相談が主となります。こちらはネットやニュースなどでよく聞きますね。そして更生保護施設などで、犯罪行為を行い更生が必要となった人を対象とすることもあります。

社会福祉士の仕事内容

活躍する場所の後は、仕事内容について紹介します。場所ごとに仕事内容が変わってきますが、主な仕事内容は以下の通りです。

これは、どの福祉分野でも変わりません。この記事ではさまざまな仕事から、高齢者・障害者・児童福祉、そして医療ソーシャルワーカーを抜粋してお話していこうと思います。

高齢者福祉

高齢者施設では、介護施設の入所や介護サービスを希望している人・その家族の相談を受けることから始まります。高齢者が最期までその人らしく生きることを目的とし、ご本人とその家族の意思を確認しながら、支援やサービスを考えます。

 

高齢者福祉に携わる社会福祉士は、介護保険サービスについてしっかり把握していることが必要とされます。対象者の状態を観察し、金銭面を考慮しながら適切な介護保険サービスに繋げることが重要です。また、介護の知識もなければ職員と連携することが難しいです。

障害者福祉

障害者福祉では、障害者が日常生活で自立して、社会の一員として生きていくことができるように支援することを目的とします。その一つが職業訓練です。よく、企業が障害者雇用というものを行っていますよね。障害をもつ方が希望の企業で働くことができるように支援をしているのも社会福祉士なのです。

 

しかし、あくまで相談に乗り支援を考えることが社会福祉士の仕事であり、障害者の方が希望を叶えて働いていることはご本人の力だということを忘れてはいけません。

児童福祉

最近ニュースで、「児童相談所の職員が…」というのを耳にしないかにゃ?こちらはみなさんもイメージしやすいと思うにゃ。

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ネグレクト・虐待などの被害者である子ども、そしてその親を支援することを目的とします。被虐待児の心理的ケアはもちろん、虐待をしてしまった親に対しても支援を行います。

 

また、家族の再構築が難しい場合には児童養護施設の入所を検討し、児童が健やかに生活して自立することができるように支援します。さらに、最近ではDV被害者の女性とその子どもを支援することがあります。モラハラはよく聞く言葉ですね。

医療ソーシャルワーカー

MSWと呼ばれるのは病院で働く社会福祉士だけです。かっこいいですよね。ただ格好いい分、高齢者・障害者・児童福祉で働くよりも少し特殊です。それは、医師や看護師などの医療系専門職と共に働くということです。

 

実は、医療の考え方と福祉の考え方はよく喧嘩してしまいます。それは医療と福祉では支援の目的が違うからです。また、医療専門用語を社会福祉士は学校で習いません。したがって、視点や考え方、専門用語が違う相手と連携をしなければならない難しい仕事なんです。

 

具体的な仕事内容は、病院の利用者の相談に乗ることです。例えば「治療費が高額すぎて払えない」「身体障害者になってしまって仕事を続けられない」などの困りごとを抱えてている利用者がいます。医師や看護師が病院内のことを考えるのに対して、社会福祉士は退院後の生活を支援します

求められる人物像

社会福祉士に求められる人物像は、どの施設・職場でも変わりません。いろいろと大切なことはあるのですが、最も必要なものを3つ紹介します。

「してあげる」とう考え方をしない

これは、福祉業界で働く上でまず大切にしなければならないことです。「○○に~してあげる」と使ってしまう人はいるのではないでしょうか?普段の生活では悪いと思われることはないでしょう。

しかし、福祉ではその言葉を使うと上から目線であり、よくないとされるのです。それは支援者と対象者は対等である」という福祉の根本的な考え方に基づいています。

 

例えば以下のようなことを面接で聞かれたとします。

「あなたはどのような社会福祉士を目指しますか?」 

「私は課題を抱えた人の話を親身に聞いてあげることができる社会福祉士になりたいです。」

このような返し方をすると確実に落とされます。   一見、いいことを言ってそうなのですが、「~あげる」という言葉が入っていればアウトです。福祉職からみると、「ああ、この人はなにもわかっていない」と思います。福祉専門職を目指すならば、言葉の使い方から気をつけましょう。

多種多様な考え方を受け止める柔軟さ

これは福祉の根本的な考え方に「相手を受容し、否定しない」というものがあるからです。どんな相手でも受容し、否定してはいけません。また、自分の意見を押し通すこともよくないです。福祉の業界にいると、こんな人がいます。

「パチンコや競馬などのギャンブルでお金をなくして生活保護になってしまったにゃ・・・働きたいけど腰が痛くて働くことができないにゃ・・・」

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自業自得ではないか、と思いますよね。しかし、ここで福祉職は「生活保護になったのは自業自得だから文句を言わずに働け!」とはならないのです。社会福祉士はその行いが良いか悪いかを決める審判ではありません。事実を受け止め、現状から少しでも回復を目指すことが大切な考え方です

新しい知識を取り入れようとする勤勉さ

社会福祉法を初めとする福祉に関する法律や制度は、他の制度と違って数年で変わっていきます。それは、福祉は社会事情により求められるもの、またお金の運用の仕方が変わるからです。

 

例えば数年前までは対象じゃなかった人達が、法律改正によって制度の対象となった、ということがあります。もしも法律改正を知らずにいたら、支援からこぼれ落ちてしまう人が出てきてしまいます。したがって、社会福祉士は学び続けることが必要なのです。

国家試験や公務員試験

国家試験について

社会福祉士の国家資格の合格率は約3割です。ちなみに看護師は8割強なので、だいぶ少ないですね。

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しかし、難易度が高いからというわけではありません。なぜ社会福祉士の合格率が低いか。それは、社会福祉士を取得しようとする人は社会人が多いからです。介護福祉士だけ取得していた人が実務経験を経て、働きながら勉強をして社会福祉士取得を目指すことが多いのです。

 

社会人になってから資格を取得するとなると、学生よりも勉強時間が限られるためハードルが上がります。したがって、どうしても合格率が3割となってしまうのです。福祉系の大学だけで合格率をみると、8割を越えていることがほとんどなので、しっかりと勉強をすれば受かる資格だと思われます。

公務員試験について

公務員試験を受けなければならない仕事があります。

それが児童福祉分野や市役所などの行政で働く社会福祉士です。実は、児童福祉司と呼ばれる人達は地方公務員上級試験を受けて公務員として就職すること、そして社会福祉士であることの2つを兼ね備える必要があります。

 

地方上級公務員として採用されることで、各県の児童関連施設で働くことになるのです。「市役所で働く人は公務員」という認識はみなさんあるのではないでしょうか?

市役所で働く社会福祉士は児童福祉に携わることは少ないです。

というのが福祉職の共通認識です。

社会福祉士として働くメリット

さまざまな分野で働くことができる

ここまで読んだ方は社会福祉士が多種多様な分野で働くということがわかったと思います。

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社会福祉士になってしまえば、いろいろな職場で知識と経験を積むことができるんです。また「少し飽きてきたかも」と思ったら、違う分野で働くこともできます。退職するまでさまざまな施設でいろいろな方と関わることができるため、自分の価値観や視点を広げる機会が増えます。

福祉業界において社会福祉士はエリート!

実は福祉業界で「社会福祉士の資格をもっています」というと、ちょっぴり羨望の眼差しを向けられるんです。社会福祉士の仕事は資格を持っていなくても行うことができますが、持っているといないとでは全然違います。社会福祉士を持っている人の方が、話す言葉に説得力が生まれるため、医療系・福祉系専門職の方々と連携がとりやすいです。

社会福祉士を持っていれば、資格手当として給料が上がるみたいだ!

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社会福祉士として働くデメリット

社会福祉士に求められる人物像は、どの施設・職場でも変わりません。いろいろと大切なことはあるのですが、最も必要なものを3つ紹介します。

精神的に負担がかかる

社会福祉士として現場で働くと、これまで聞いた事がないような辛い話を聞くことになります。時には対象者の気持ちに心を引っ張られ、自身もしんどくなってしまう社会福祉士も少なくありません

 

したがって、これは仕事だと割り切ることも大切です。支援する側が心を病んでしまっては元も子もないですからね。

記録の仕事が大変

これは福祉や医療で働く人達の共通かもしれません。社会福祉士は毎日記録を行います。相談を受けた時やその後の生活などさまざまな情報を記録しなければなりません

 

最近ではパソコンを用いて記録する施設も増えましたが、紙で記録しなければならないところもあります。その日あった事実を正しく書き残す能力が必要となります。また、書き仕事が苦手な人には苦痛かもしれませんね。

まとめ

今回は『福祉業界とは?社会福祉士の仕事内容と国家試験について』 についてお話しました。

「社会福祉士って聞くけどなにする人?」と疑問に思っていた方の答えになったのではないでしょうか。社会が変わり、社会問題が増えていく中で社会福祉士の受容はどんどん上がっています。社会福祉士は人の幸せを支援する仕事です。福祉に興味があるならば、ぜひ社会福祉士を目指しましょう。

今日のブログで押さえるべきポイント!

◎ 社会福祉士とは、困りごとを抱えた人の相談に乗り、適切な支援に繋げる人

◎ 社会福祉士が活躍する場所は、高齢者福祉、障碍者福祉、児童福祉など

◎ 社会福祉士の仕事内容は、困りごとを抱えた人の相談に乗る、相談者の状態・家族について調べ、必要な支援を考えること


◎ 求められる人物像は、「してあげる」とう考え方をしない、多種多様な考え方を受け止める柔軟さ、新しい知識を取り入れようとする勤勉さ


◎ 社会福祉士として働くメリットは、さまざまな分野で働くことができる、福祉業界において社会福祉士はエリート。デメリットは、精神的に負担がかかる、記録の仕事が大変

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