
このような人向けの記事です

- 公務員を目指している
- 漠然と公務員になりたいけど仕事内容が分からない
- 公務員に求められる人物像を知りたい
- 公務員のデメリットを知っておきたい
今回は、【公務員の仕事内容とは⁉】について解説していきます。
「公務員は安定しているし目指してみよう」「事務系やりたいし公務員目指そう」と仕事内容もよく分からず漠然と考えている人もいるのではないでしょうか。特に文系の皆さん笑
そもそも「公務員」とは何か、どのような人材が求められているのか、メリット・デメリットは何か、今回は細かく解説していきます!
一緒に内定獲得目指して頑張りましょう(^O^)

こんにちは!就活活動アドバイザーのamiです!( @nina22391 )
公務員の仕事内容


- 【公務員の例】
- 市役所の職員
- 県庁の職員
- 学校の先生
- 消防士
- 警察官
これくらいはほとんどの方が知っていると思いますが、上記のような人は全て公務員です。
(一部例外はありますが、今回は省略します。)
共通点は分かりますか?
答えは…
- (1)全て「営利を目的としない」仕事
- (2)全て「ないと国民が困る」仕事
この2つが共通しています。
公務員ではない仕事は、ほぼ全て営利を目的としています。
コンビニは商品を売らないと潰れる、携帯ショップは携帯の契約を取れないと潰れる、塾は生徒が入会しないと潰れる…どの仕事もお金を稼ぐことが目的であり、当然お金を稼がないと成り立ちません。
また、最悪潰れても国民が困ることはありません。
コンビニが1社潰れたとしても、別の会社がそこに店舗を出せば何も問題ないからです。
家電メーカーが1社潰れても、他の家電メーカーが似たような商品を作れば良いだけです。
しかし公務員は営利を目的としません。
当たり前過ぎて気にしていない人がほとんどだと思いますが、潰れると私たちはとても困ります。
泥棒が出て警察官に電話したら「1万円で駆けつけます!」と言われた…お金がない人は泣き寝入りするしかないのか。
火事になっても消防士を呼ぶにはお金が掛かる…、そもそも消防士や警察官がいなかったら…
とても安心して暮らせる世の中ではないと思います。
学校の先生もそうです。当たり前だと考えている勉強することも友達を作ることも難しくなるでしょう。
このように公務員とは、
- 「営利を目的としない」仕事
- 「ないと国民が困る」仕事
という大きな特徴があります。
今回の記事では、その公務員についての紹介をしていきます。ただし
・学校の先生
・消防士
・警察官
などは専門職であるため、今回の解説は範囲外とさせていただきます。
また別の記事で解説していきます!
今回は、
・市役所の職員
・県庁の職員
・中央省庁の官僚
これらの仕事を「公務員」として紹介していきます。
では、具体的にどのような業務をするかを見ていきましょう!

住民のサポート
一番大きな役割は「住民のサポート」です。市役所や県庁で
- 住民票を発行を出す
- 生活のための補助金を出す
- 道路や橋を作る計画を立てる
このような仕事が中心となります。
大前提となるのは”住民の生活を豊かにする助け”をすることです。
事務作業
次は事務作業です。
このイメージが強い人が多いのではないでしょうか?
公務員は、やはり事務作業がメインとなりますので地味だと感じたり、人によっては退屈だと思うかもしれません。
でも誰かがやらないといけない以上、公務員がやるしかありません。
例えば
- 補助金の申請をしてきた会社や個人に対し、正しい書類が揃っているかをチェック
- 国から来た指示を、それぞれの会社や学校に対して正しく伝える段階作り
- 他の市町村や都道府県から引っ越して来た人の住所登録
- 学校のカリキュラム(授業予定)が正しく作られているかのチェック
などが挙げられます。
どれも間違えが許されない重要な作業であり、とにかく1件1件を人の目で見てチェックしていくしかありません。
同じような書類を毎日数十、数百回も見ることになるでしょう。
社会的弱者の救済
社会的弱者の救済も欠かせません。
例えば
- 障がいがある方の就職の支援
- 生活が苦しい人への生活保護
- 虐待されている子どもの保護
- 病気で働けない人への支援
- 高齢者の生活の支援
などが挙げられます。
公務員ではない仕事(民間企業)であれば、極端な話ですが「お金にならない仕事はやらない」のが許されますし普通です。
上記の支援や保護は、正直なところお金には繋がりません。
だからこそ、公務員の仕事です。
公務員の仕事は、営利を目的としないためです。
全国民に寄り添って、生活を支援したり保護します。
公務員の求める人物像


決められたことをルール通りこなせる人
最も大切な人物像は、「決められたことをルール通りこなせる人」です。
公務員は、公共性の高い仕事です。個人の判断で違うことをしてはいけません。
仕事にはほぼ全てにマニュアルがあるので、それに沿って行動する必要があります。
基本的には特例なども認められません。個人の判断や感情で仕事のやり方などを変えてはいけません。
民間企業であれば、多少会社のルールから外れても個人の判断で動くことが許容されることも時にはあります。
しかし公務員では、それは許されません。
△ 新しいことを生み出すアイデアを持っている人
◯ 決められたことをルール通りにこなす人
ということになるにゃ。

仕事の飲み込みが早い人
前述のとおりルール通りに動く人が求められます
ですので、「仕事の飲み込みが早い人」も求められます。
全ての仕事には決められたルールがありますので、そのルールややり方を早く覚えた方が仕事がスムーズになります。
また公務員は部署の異動も短いスパンで多くあります。
特に若手のうちは2、3年で異動となり、全然違う仕事を任されるようになることが普通です。
その時にもやはり仕事の飲み込みの早さは大事になります。
奉仕の精神が強い人
公務員はその名の通り、公のためになる仕事です。
- 必要以上にお金を稼ぎたい
- 自分だけ幸せになれればいい
- 困っている人にかまってる時間はない
このような人には絶対に向きません。
自分を押し殺してでも、誰かのためになることにやりがいを感じる人が向いています。
・困っている人がいると放っておけない
・みんなで幸せになりたい
このような考えを持っている人に、ぜひ公務員になっていただきたいぜ。

公務員に必要な資格


基本的には、公務員になるために必要な資格はありません!
では、資格に代わり何があれば良いのかを解説していきましょう!

公務員試験
必要な資格はありませんが、公務員試験というのがあり、これに合格しないと公務員にはなれません。大体の場合は、
1次試験……筆記テスト【国語、数学、理科、社会、英語、日本国憲法、民法、経済学、政治学などの科目】
2次試験……集団面接
3次試験……個人面接
というパターンが多いです。
当然ですが、これら全てに合格しないと公務員にはなれません。
明るい人柄
これも資格ではありませんが「明るい人柄」であればかなり公務員になりやすく、必要とされます。
公務員はその仕事の性質上、人柄が似通っている人が多くなります。
なんとなく皆さんのイメージでも少しあるかと思いますが、真面目な人、誠実な人、静かで温厚な人、…そんな人が集まりやすかったりします。
もちろん職場環境にもよりますが。
明るくてガツガツしている人は、大手有名企業に入ってお金をたくさん稼ぎたいと野心が強い人が多いのかもしれません…笑
ですので、暗い人柄よりは明るい人柄の方が公務員試験に受かりやすい傾向があり、公務員になってからも職場で重宝されることも多いです。
批判を受け流す力
悲しい話ですが、「公務員」というだけで悪者扱いしてくる人もいます。
- 税金から給料が出ている
- お金を生み出さない仕事
- (後述しますが)クビや減給がないことへの妬み
上記の理由などがあるため、一部心ない人からは「この税金どろぼうめ」などと言われることもあります…。
その時に上手く受け流すというのも必要な能力です。
感情的になって言い返したり、真に受けて落ち込んだりしてはいけません。
働いた分給与をもらうことは当たり前な訳で、そんな言葉で怒ったり、自信を無くす必要は一切ありません!!
公務員に限らず、どの企業で働いても理不尽な言葉を言われることは当然ありますが、全て受け止めていたらきりがありません!
「相手の話を聞かない」のではなく、一度聞き入れるけれど自分の心には止めず、受け流す力が必要です。
公務員のメリット


雇用の安定性
公務員は、よほど犯罪などの悪事がない限りクビになることがありません。
・どんなに経営が苦しくなっても
・どんなに仕事ができなくても
・仕事の都合で職員が余ってしまっても
仕事を失う可能性はほとんどありません。
給料の安定性
同じように減給することもありません。よほどのことがない限り
・月給は減らない
・ボーナスは減らない
・福利厚生は減らない
ことも大きな特徴です。どんな人でも毎月決まった額が少しずつ昇給していきます。
社会的な信頼
これは学生にはピンと来ないかもしれませんが、30代頃からありがたみが分かってきます笑
・家のローンを組む
・賃貸物件を借りる
・車のローンを組む
・クレジットカードを作る
などの時には、社会的な信頼が大事になります。
会社の規模や給料によっては、審査が通らずローンを組めなかったり断られることもよくあります。
この視点では、公務員は最強の仕事です。断れることはほぼありません。
不動産投資のために数千万円をすぐに借りることができた、という例も聞いたことがあります。
民間企業ではそんなことはあり得ないことです。
公務員のデメリット


大きく稼ぐことはできない
公務員は「営利を目的としない」以上、大きく稼ぐことはできません。
どんなに優秀な人も仕事ができない人も給料は同じです。安定的にコツコツと昇給していくというメリットはありますが、その裏返しとしてドカンと大きく稼ぐことはできません。
ですので知名度の高い大手企業に入社し、新卒から30万以上の給与をもらいたい!将来は年収〇千万円を目指す!などという人には当然向いていません。
年功序列制度が根強い
これは「大きく稼ぐことはできない」に繋がってきますが、公務員は基本的に年齢が上がるにつれて給与が上がっていきます。
逆に言えば、若手のうちはどれだけ仕事を頑張っても急激に給与が上がるということはありません。
成果を正当に評価して欲しい、努力に見合った給与が欲しい、という方には向いていない可能性が高いです。
長期的に安定して収入を増やしていきたいという方にはおすすめです!
出る杭は打たれる
公務員はその仕事の特性上、目立ったり感謝されることはありません。
前述の通りルール通りにこなすことが求められ、新しいことを始める必要はほとんどありません。
ですので、出る杭は打たれがちです。
こちらも当然職場環境によりますので、公務員全てがそうとは限りません。
- 新しいやり方を提案したり
- 目立つことをしたり
- どんどんと挑戦する
これらは基本的に求められないことが多いです。
これも民間企業との大きな違いと言えます。
まとめ
今回は『公務員の仕事内容とは⁉』 についてお話しました。
【今日のブログで押さえるべきポイント!】
◎公務員の仕事内容は、住民のサポート、事務作業、社会的弱者の救済など
◎公務員の求める人物像は、決められたことをルール通りにこなせる人、仕事の飲み込みが早い人、奉仕の精神が強い人
◎公務員に必要な資格は特にないが、公務員試験への合格が必須であること、明るい人柄と批判を受け流す力があるとより良い
◎公務員のメリットは、雇用・給与の安定性、社会的な信頼度が高い。デメリットは、大きく稼ぐことはできない、年功序列制度が根強い、出る杭は打たれる
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