
このような人向けの記事です

- コンサルティング業界に興味がある
- コンサルティング業界で働きたい
- コンサルティング業界に求められている人物像を知りたい
今回は、【 コンサルティングとは!?コンサル業界の仕事内容について 】について解説していきます。
漠然とコンサルをやりたいと思っているけど、実際どのような仕事をしているのか理解していない人も多いのではないでしょうか。
仕事内容やメリット・デメリットまで詳しく解説していきます!
一緒に内定獲得目指して頑張りましょう(^O^)

こんにちは!就活活動アドバイザーのamiです!( @nina22391 )
コンサル業界の仕事内容


コンサル業界の仕事内容について解説します。
「コンサル」という言葉自体は聞いたことがある方も多いでしょう。ただ、具体的に何をしているのかはっきりとわからないという方も少なくないと思います。
コンサルティング (略してコンサル、と言います)とは簡単に言えば、「誰かのサポート」とイメージしてください。
「経営コンサル」と言えば、経営に困っている企業をサポートする仕事です。
「ITコンサル」と言えば、ITシステムに困っている企業をサポートする仕事です。
では経営をサポートする人やITシステムに困っている企業をサポートする人などは全然違う仕事をしているのかと言われると、そんなことはありません。扱う内容が経営かITシステムかが違うだけで、「コンサルタント」という仕事は全く同じです。
具体的にコンサルタントがどのような仕事をしているのかを紹介するにゃ。

課題の把握
前述の通り、コンサルは「誰かをサポート」する仕事です。
経営やITシステムなど依頼してくる人や会社は何かしら困っています。
そこにどんな問題があるのか、一緒に探していきます。
今回は経営を例に出します。
経営が上手くいっていない会社であれば、以下のような問題点があるかもしれません。
- テレビCMをはじめとする広告がない、少ない、場所や時間が悪い
- 従業員のレベル、質、生産性、やる気が低い
- 無駄な出費が多い
- ライバル企業が強い
- 顔となる商品がない、弱い
などが挙げられます。
まずはその会社の外から見た印象を大事にします。
その会社名を聞いただけで、思いつく商品があれば「顔となる商品は強い」と言えるでしょう。
- エネルギー業界のENEOS
- スマホ業界のdocomo
- 牛丼業界のすき家
などは、会社名を聞いただけで商品が思い浮かぶでしょう。
次は、会社内部に入って情報を集めます。
- 社員の生産性
- 経費の使い道、金額
- 広告やPRの打ち所、量
- 競合他社
このあたりはその会社内部の方に聞いて情報を集めないといけません。
そして自分の中で「問題点はここだ」という仮説を持ちます。
最初はどこに課題があるのかを探すのは一苦労です。ただ慣れていけば、ある程度の目星はすぐにつくようになります。
解決案の策定
次は、見つけた課題をどのように解決するかを考えます。
- 競合他社との差別化
- 広告の打ち所や量を変更する
- 出費をどのように減らすかを考える
- 従業員の生産性をどのように上げるかを考える
などを考えます。
課題を見つけ、解決策も見つけたとします。
ただしこれだけではまだ不十分で、さらに具体的な行動まで深掘りする必要があります。
その解決策を実行するために、
- 社長はいつ何をするべきか
- 部長や課長はいつ何をするべきか
- 平社員はいつ何をするべきか
- コンサルタントである自分はいつ何をするべきか
などの深いレベルまで落とし込む必要があります。
解決案実行のサポート
ここまで出来たら、その解決策を実行するためのサポートをしていきます。課題の発見と解決策の提示だけで終わってはいけません。ずっと横について、解決までサポートしていきます。
ただし忘れてはいけないのは、その解決策は目的ではありません。課題を解決するための手段です。
この解決策をずっと実行しているのに結果が伴わない、なんてことは珍しいことではありません。そうなった場合は、また課題の発見からやり直しです。
あくまでも大切なのは「結果」です。
結果にこだわりましょう。
コンサル業界の求める人物像


1聞いて10まで行動できる人
コンサル業界だと、基本的には即戦力が求められます。
ですので、「1から10まで説明されて、1から10までの成果を出す」というレベルでは若手のうちしか許されません。
求められるのは
- 1の説明だけで、1から10まで理解できる力
- 10だけの説明で、1から10まで理解できる力
です。
社内の上司やクライアントからは「これやっといて」というざっくりとした指示しかもらえないこともあります。
場合によっては「この結果を出すためになんとかして」というだけのこともあります。
その場合、結果から逆算して
- 具体的な行動
- 解決策
- 課題
を自分の頭だけで考えないといけません。
積極的でグイグイと表に出てこれる人
コンサルの仕事は「言われたことを言われた通りにやる」だけでは絶対に成功できません。
前述の通り、自分の頭で考えて行動しないといけません。
つまり、積極性が求められます。みんなはAだと言っていても、
「自分はBだと思います!!この理由があるからです!」と発言する姿勢が必要です。
たとえ相手が上司であっても、
- 間違っていることは指摘する
- 忘れている仕事、遅れそうな仕事があれば進捗を確認する
- 疑問点やわからないことがあればすぐに聞く
という積極性は必須です。
待ちの姿勢ではいけません。
自分の頭で考えてクライアントを成功に導くためには、自分の足で歩いていく攻めの姿勢が大事です。
頭の回転が速い人
やはり頭の回転も必要です。
何度も書いている通り、自分の頭で考えることが仕事だからです。メーカーなどであれば、自社の商品を持っています。
ですのでヒット商品さえあれば自然と売れていきます。しかしコンサル会社やコンサルタントは目に見える商品を持ちません。自分の頭が商品になるのです。
つまり、他の業界よりも何より頭の回転が求められます。転職活動でコンサル業界を受けると、ほぼ必ず筆記試験があります(SPIのようなものです)。
SPIで8,9割は最低でも取れるくらいのレベルまで頭を働かせましょう。
- ※SPIとは
- 企業が採用を行う際、応募者の能力や人となりを把握するために「適性検査」と呼ばれるテストを行う場合があります。その適性検査の一つが、リクルートマネジメントソリューションズが開発した「SPI」です。
コンサル業界に必要な資格


コンサル業界に必要な資格は特にありません。
会社ごとや専門分野によっては必要になるかもしれませんが、全体として必要なものはありません。
ただし資格ではありませんが、入社に有利になったり実務に入ってから必要になるであろうものを紹介します。
実務経験
前述の通り、コンサルタントは即戦力が求められます。
「新卒1年目だから仕方ないね」ということはあまりありません。新卒入社であっても、実務経験を持っておきたいです。これは大学時代にインターンなどで経験を積むといいでしょう。
企業としても青田買いを狙えるので、大学生向けのインターンなども探せばあります。その選考に合格し、インターンの経験を積みましょう。そうすれば、新卒1年目であっても戦力として活躍できます。
もし第1希望の会社に落ちたとしても、同業他社に入って経験を積んでいれば即戦力とみなされて、数年後に第1希望の会社に転職できる可能性は高くなります。
ディスカッション
コンサルは他業種と比べて、人と話し合う場面が多くあります。
- クライアントの担当者
- チームの同僚
- 上司
などです。
先ほど「積極性が大事」と書きましたが、これはあくまでも「他者を尊重する」という大前提があります。他の人を押し除けてでも自分が前に立つ、という意味ではありません。
つまり、協調性が重要視されるということです。よほどの状況でない限り、自分一人だけでその仕事を担うことはありません。必ず誰かとチームを組んでいるはずです。
そうなった時に、ディスカッションが上手くできない=円滑なコミュニケーションが取れない人はマイナスになります。邪魔になるくらいならいない方がマシです。
コミュニケーション能力という言葉を、「自分が気持ちよく話すだけ」という勘違いをした人もそこそこいます。ただそれは絶対に間違っています。
コンサル業界の中で求められるコミュニケーション能力とは、
- 自分を積極的に表に出す
- 他者を尊重する
- 円滑な会話をする
など全てを含んだ意味です。
語学力
これは見落としがちですが、あるとかなり有利になります。
英語で会話することはあまりありません。クライアントはほとんどの場合、日本人です。ではなぜ語学力(特に英語)が必要なのかというと、情報収集に役に立つからです。
課題を把握したり、解決策を考える時には情報収集が欠かせません。
方法としては
- Googleで検索
- 論文を検索
- 社内で蓄積しているデータを探す
- 上司や知り合いに聞く
などが挙げられます。
この中でも特に
・Googleで検索
・論文を検索
については、日本語だけで検索するのと、英語も含めて検索するのでは収集できる情報は5倍くらい変わります。
英語がペラペラになるまで会話できる必要はそこまでありませんが、英語の記事や論文を読んですぐに理解できるくらいのレベルまでの力があると、かなり成果に繋がりやすくなります。
コンサル業界のメリット


市場価値が高い
転職する際の市場価値は非常に高いです。
数年で他社に転職しても、年収は数十〜数百万単位で上がります。独立をしても十分個人でやっていけます。仮に新卒で不動産業界にいた場合、5年後に転職する際にはほぼ不動産業界しか選択肢はないでしょう。
しかしコンサル業界であれば、5年後に転職する際にはほぼどの業界にも入れます。それくらい「コンサル業界にいた」というだけで市場価値は高くなります。
年収が高い
業界別平均年収を見ると、どのサイトを見てもコンサル業界は上位にあります。初任給、昇給額、ボーナスとどれをとってもかなりの金額です。
コンサルは「自分の頭が商品」という状態なので、同業他社への転職や独立も多いです。そうなると、さらに年収は上がります。
実際に20代で年収が1000万を超えることも珍しくないぜ。

ビジネス戦闘力が上がる
「自分の頭が商品」なので、甘えられる環境がありません。自分がサボれば成果は落ちますし、自分が頑張れば成果は出ます。そうなると、仕事をこなせばこなすほど、ビジネス戦闘力が上がります。
つまり(メリット1,2とも繋がりますが、)転職市場で無双できたり、年収もかなり上がりやすくなります。コンサル業界にいると、わずか数年間で一流ビジネスマンになれます。
コンサル業界のデメリット


常にクライアントに依存
コンサルの仕事は当然ながら、クライアントがいないと始まりません。つまり、立場はクライアントの方が上です。コンサルは「雇っていただいている」立場です。
コンサルタントが「Aがいい」と思っていても、クライアントが「Bにしよう」と言ったらBに従います。もちろんAについての提案はしますが、最終決定権はクライアントにあります。さらに働き方や進め方も全てクライアントに従うことになります。
自分は土日に休みたくても、クライアントから出社をお願いされれば従うしかありません。残業を強制されても拒否できません。納期も全てクライアントのさじ加減です。
「明日の朝までにどうしても仕上げて欲しい」と言われれば、徹夜してでも明日の朝に間に合わせます。ゴールデンウィークやお盆、年末年始も取れない可能性はあります。それらも全てクライアント次第です。
ブラック労働の可能性
先ほどの内容とも繋がるのですが、クライアントからお願いされたことは拒否できません。
場合によっては
- 深夜や朝まで残業
- 土日を返上して出勤
- 長期休暇を取れない
ということもあります。
自分の評価は全て結果次第です。どれだけ頑張ったかは評価の対象にならず、どれだけの結果が出たかが評価の対象です。
そうなると結果を出すためには、量をこなす必要も出てくるので残業や休日出勤の可能性も出てきます。
解雇の危険性
あまり活躍しない社員は窓際に追いやられることは珍しくありません。
理由としては、
- 自分の頭が商品だから(仕事ができない=商品を持たない)
- 収入が高いから(会社やクライアントにとっては無駄な出費になる)
- 即戦力の部下は常に入社してくるから
などが挙げられます。
結果にコミットするということは、結果が出なければ肩を叩かれるということも考えられます。日本の法律上、「使えないから」という理由だけで解雇することはなかなか難しいのが実情です。
しかし、クライアントが会社を通じて担当のコンサルタントの変更を要求してきたり、クライアントに成果を提供できないなどという結果が続いた場合、窓際に追いやられます。
仕事を与えられなくなったり、ボーナスをカットされたり、昇格できなくなります。そうなるとその社員は自然と自主的に退社していくことになるでしょう。
まとめ
今回は『 コンサルティングとは!?コンサル業界の仕事内容について 』 についてお話しました。
【今日のブログで押さえるべきポイント!】
◎コンサルティング業界の仕事内容は、課題の把握、解決策の策定、解決案実行のサポート
◎コンサルティング業界の求める人物像は、1聞いて10まで行動できる人、積極的でグイグイと表に出てこれる人、頭の回転が速い人
◎コンサルティング業界に必須の資格はない。実務経験、ディスカッション力、語学力があると有利
◎コンサルティング業界のメリットは、市場価値が高い、年収が高い、ビジネス戦闘力が上がる
デメリットは、常にクライアントに依存、ブラックの可能性がある、解雇の危険性も…
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一緒に内定獲得目指して頑張りましょう!
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