
このような人向けの記事です

- 通信キャリア業界に興味がある
- 通信系の会社ってどんな仕事をしているの?
- 通信キャリア業界で働くにはどんな資格が必要?
今回は、【ドコモ?au?Softbank?楽天?通信キャリア業界の仕事内容】について解説していきます。
皆さんは、通信キャリアと聞いて何を思い浮かべますか?
日本では主に携帯事業(移動体通信事業)を手掛けていることで有名ですが、実際にどういった業務を行い、どういった働き方をしているのか。
本記事ではそういった疑問を少しでも解決できればと思います!
一緒に内定獲得目指して頑張りましょう(^O^)

こんにちは!就活活動アドバイザーのamiです!( @nina22391 )
通信キャリア業界の仕事内容

まずは仕事内容についてです!
昨今は通信事業者の扱う仕事内容も増えてきていますが、今日は大きく2つの分野にわけ、その中でもネットワーク構築を主業務とするネットワークエンジニアについて深く解説していきます!

営業職について
最初に営業職についてです!
営業職に関しては大きく2つのカテゴリに分けられます。
① 店頭での端末販売営業やエリアマネージメント
この業務については、実際に携帯を契約するときや解約しに行くときに店舗の従業員と接する機会があるのでわかりやすいかと思います。
業務としては、お店に訪れるお客様に携帯の販売やサービス契約に関する更新などの手続き、問い合わせ対応などがあります。
ただ実際にお店に出ている人は、アルバイトや販売職の人が多く正社員として働くのであれば、そのエリアのマネージャー(管理者)として、店舗の売り上げや業務カレンダーを管理したり、売り上げの悪い店舗に関しては、店舗内のレイアウト改善や、従業員教育なども業務の一つとして対応を求められます。
② 企業向け営業(デジタルマーケティングやIoTソリューション等)
こちらのカテゴリに関しては少しイメージがつきにくいですが、こういった企業向けの営業に関しても営業職の担当範囲となります。
他の企業の従業員が使う携帯だったり、デバイス商材に関しても自社の通信キャリアを使用してもらうために営業活動を行います。
多くは既に契約済みの企業へ、新しい商材や他のデジタルサービスなどの売り込みがメインとなります。
ネットワークエンジニア職
国内の移動通信事業を手掛けるのに、欠かせない職種となります。
実際に「NW:ネットワーク」と一括りにするのは難しいので、ここではRAN NW(携帯電話と※基地局との間のネットワーク)について解説していきたいと思います!
RAN NWの他にもCore NWや更に上位のNW構築もありますが、今回はRAN NWの構築を主軸に紹介していきます。
- ※ 基地局とは
- 一般的に携帯と通信をするための設備、それの総称
① エリア設計/構築業務
実際に日本全国にNW網を構築するには、まずはNW設計計画(どこの地域、都道府県、市区町村に基地局を構築するか)をするところから始まります。
何をするにも計画をしないことには実行には移せませんので、イメージはつきやすいかと思います。
具体的にどういう計画をするかというのは、各企業によって様々であり、企業の色が出やすいのも魅力の一つです。
企業によって総務省に割り当てられている※周波数帯がありますので、その周波数帯を意識したNW構築をどの通信キャリアも求められます。
- ※ 周波数帯とは
- 移動体通信向けに使用する電波は周波数帯という色がついています。〇GHz(ギガヘルツ)等
② 基地局構築
実際に計画が決まったら、次は実行作業となります。
ここでいう実行作業というのは、通信網の構築に必要な基地局を立てていき、携帯の繋がるエリアを広くしていくことを指します。
イメージとしてはビルの上に棒状のアンテナや板のようなアンテナをついているのを見たことがあれば、それの建設や構築のことを指します。
実際に基地局は制御装置、各周波数の※アンプ、アンテナ(よくビルの上についている鉄棒)から構成されているので、ビルの上から見えるアンテナ以外にもビルの屋上にはたくさんのHWの装置が置いてあります。
NWエンジニアの業務としては、そういった基地局に使用するHWの導入業務やそのHWに使うSWの導入業務を主担当とするケースが多くあります。
他にもHWには基地局の情報をインストールさせないといけませんので、どういった情報をインストールさせるか、どのようにカスタマイズするかは、HWを作っている※ベンダーと協議し、一緒に作っていく必要があります。
- ※ アンプとは
- 基地局におけるアンプは電波を増強させたりコントロールするものの総称
- ※ ベンダーとは
- HWなどの販売業者のこと。通信業界ではベンダーなくしてNW構築は作れません
③ NW監視/保守運用
実際に基地局を構築したら、その後はHWの故障をすぐ察知できるように監視をしたり、故障をしたら交換に行ったりと運用をしないといけません。
実際にそういった運用業務もNWエンジニアの業務の一つとなります。
日本は地震や台風の災害が多いことから、他のどの国よりもこの保守業務に力を入れております。
実際にはほとんどシステム化されておりますので、人の目で24時間監視をすることは少ないですが、そのシステムのアルゴリズムを考えたり、新しい提案をするのも業務の一つです。
業界の求める人物像

次は実際に通信キャリア業界で働くには、どういった人が向いていて、どういった人材が求められているかについて解説していきたいと思います。
営業職もエンジニア職も総合して当てはまることですので、皆さんが意識しておいた方が良いことでもあります。

自主的に活動できる人材
どこの業界もそうでしょ!と思ったあなた!
特にこの業界は自主性を重んじている企業を多く見かけます。
自ら主体的に動くことで、どんどん活躍の幅が広げられる珍しい職業でもあります。
例えば営業職の人ですと、店舗の売り上げをよくするために自分に何ができるかを”自主的に”考えた人とそうでない人とで、結果が目に見えて出てきますので周りと差がついてしまいます!
エンジニア職の人も、自分の担当範囲を自分で決めずに、”自主的に”NWについての知識を深く追求して、取り入れようとする人と、そうでない人とでは仕事の幅に格段と差がつく仕事となります。
向上心を持って仕事に臨める人材
この業界は常に技術が進歩していることから、知識のUpdateが不可欠な業界といえます。
例えば、少し前までは3G,4GしかなかったNWも、今では5Gが普及してきて、次の6Gもまた2030年にはやってくるという、進化が目まぐるしい業界でもあります。
これは営業の人にとっても、その基盤となるNWにどんなサービスが載ってくるか常にお客様に提案できるよう把握できていないといけませんし、エンジニアの人は常にNWの進化に対応できる人でないといけません。
ですので常に向上心を持って、知識のインプットを怠らないような人材が重宝される業界といえます。
通信キャリア業界に必要な資格

次は実際に通信キャリア業界で働くには、どういった資格が必要か解説していきます!
営業職もエンジニア職も基本的には絶対必要といった資格はありません。
ただし持っていて損のない資格ばかりではありますので、チャレンジしてみることをお勧めします。

ITパスポート(営業職向け)
ITに関する幅広い知識が問われる資格です。 ITとはどのようなものであるかを体系的に学べ、ITやNWに関する仕組みや基本的な知識を学べる資格となります!
営業職の人は最低限このITパスポートを持っていれば困らないレベルでお客様と話せる資格として推奨する業界も多くあります!
基本情報技術者(営業職/エンジニア向け)
一般的にはITパスポートの上位に当たる資格となります。
より専門的で、幅広い分野を学べる資格です!
営業職の人でこの資格を持っていれば怖いものなしといえます!
エンジニア職の人は最低限持っていないと、業務内での会話に少し支障が出てしまいますので、積極的に取得することをお勧めします。
ただ、取得していなくても業務の中で学べば問題はありません。
応用情報技術者(エンジニア向け)
こちらは基本情報技術者のさらに上位の資格となります。
この資格を取っていればある程度のITやNWに関するスペシャリストとの会話でも困らないレベルの資格であるといえます!
営業職の人で取得している人はそうそういませんので、取得を目指せる方は他のライバルとの差別化につながるといえます。
エンジニア職でもこの資格まで持っている人はあまりいませんので、積極的に取得することをお薦めいたします。
第一級陸上特殊無線技士(NWエンジニア向け)
こちらはNWエンジニア向けのおすすめの資格となります。
前述した基地局は、総務省に免許(その基地局に関する情報。送信電力や使用周波数など基地局を構成する要素を明示する必要がある)を提出して初めて運用が許可される仕組みとなっており、その”免許人”として役立つ資格となります。
実際には、この免許を持っていても、普段の業務ですごく役立つ!というわけではありませんが、取得しているだけである程度の知識がある人と見られますので、業務内で使用する用語なども卒なく理解ができる資格となります!
通信キャリア業界のメリット・デメリット

次は実際に通信キャリア業界で働く上でのメリット・デメリットを解説していきます!

通信キャリア業界のメリット
① 企業としての収益性 & 安定性が高い
社会基盤のインフラ事業ということもあり、会社として通信事業だけでも、収益のフローが固定化されており、毎月契約者様からお金が安定的に入るということが最大の魅力となります。
不況経済に流されずに、物が売れないなどの心配も少ないため、どの企業も営業利益が年々増加傾向にある珍しい業界といえます。
② 参入障壁が高く、競合他社も少ない
①に続き、社会基盤のインフラ事業ということもあって、参入障壁が他業界と比べてもNo.1,2を争うレベルで高いことが特徴です。
昨今は新規参入でR社が参入してきましたが、巨額の投資が必要なこともあり、R社レベルの企業でも苦戦を強いられています。
そういった面も踏まえて、会社がつぶれるといったリスクも少ない業界といえます。
③ 仕事のやりがいを毎日感じられる
特にエンジニア職に特化した話にはなりますが、日本全国のインフラNWを支える業界だからこそ、やりがいがものすごく、また反響も大きいです。自分が携わった業務が「見える化」されやすく、エンジニアと呼ばれる職種の中でも、カスタマーの反応が見れる数少ない業界といえます。
通信キャリアにおけるNWエンジニアの業務は、常にお客様の使用するNWに触れれる稀な職種でもあります!
通信キャリア業界のデメリット
① 全国転勤の多さ
これは営業職、エンジニア職両方に当てはまりますが、特に営業職の人は覚悟をした方がいいかもしれません。
日本全国のインフラを支えることもあり、全国各地に携帯ショップがあり、基地局があります。
その分、必然的に全国転勤も増えてしまうリスクは高く、有名な都市に飛ばされることは少なくありません。
NWエンジニア職に関しても、全国転勤はありますが、営業職に比べるとそこまで多くはありません。
② 業務の責任が大きい
これは特にNWエンジニア職に当てはまります。
社会基盤のインフラを支えるということもあり、常に自分たちの業務がお客様にダイレクトに反映されてしまうため、不具合や異常などが起きた際は責任が降り抱えることも多くあります。
システム化によって簡単なミスなどで障害を起こしてしまうことはありませんが、常に業務の内容は慎重かつ丁寧に進める必要があります。
そういったプレッシャーのかかる業務は、やりがいを強く感じられるメリットもありますが、精神的にきつい面も多々あるため向き不向きはあるかもしれません。
その点も注意の上、業界選びをできるとよいかと思います。
まとめ
今回は『 通信キャリア業界 』 についてお話しました。
これからの業界選びに少しでも役立てればと思います!
又、他のライバルたちにも一歩リードできるよう資格の取得などにもチャレンジしてみて下さい!
【今日のブログで押さえるべきポイント!】
◎ネットワークエンジニア職は国内の移動通信インフラを支える大事な仕事!
◎会社としての安定性も高く、やりがいのある仕事!
◎社会基盤のインフラを支える「責任」は人にとってはメリット・デメリットにもなるから注意して企業選択をしよう!
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